ブォンーン! ブンブンブン! 「おりゃー!どけや!!」 暴走族。 暴走族は、決まって満月の夜に現れる。 それを私は2階から見つめる。 「……はぁー。また……うるさいなぁ」 私は、うんざりとしている。 こうも夜の街を走り回ってるのやめて欲しいよ。