君からの甘い誘惑



「何が、そんなに嬉しかったの?」



や、やばいよ。鼻歌聞かれちゃった?!
これじゃあ、何かいいことがあったって
言ってるもんじゃん?!


す、好きなのバレちゃう!!


…好きなのバレたら…嫌われちゃう。


そんなことを思ってたら、前にあったことを思い出しちゃった…

本当に、私は優しいレオくんに甘えてるな…



「…えっ?な、なんにも…」



「…ふーん、そう。」


「あっ、お昼できてるよ!」


「うん。」


と、言いながらレオくんは椅子にすわったけど…
食べ始めない?

「食べないの?」

「ん、美琴と一緒に食べるから、待ってる。」

…こういうところも好き!!
本当に大好き!好きすぎてやばいよー!!

「あっ、ごめんね、座る!」

「はい!座った!」

と、レオくんの方を見ると、
なんか考えてたのか、ハッとした顔をしている。

「…うん、いただきます。」

「いただきます!!」

と、その前に!

「ちょ、ちょっと待って!!」

「…なんで?」

「美味しいか分からないから!私が毒味するの!」

そんなことを言うと、レオくんは、
毒味ってなんて言われちゃった。

「…大丈夫だよ、美琴ご飯は美味しすぎてるから。」

「で、でも!あるかもじゃん!間違えて砂糖入れたとか!」

と、言って私は自分の作ったチャーハンを口にする。

「ほら、平気でしょ?」

「うん!大丈夫だった。食べてー」

そんなことを言うと、レオくんはすぐさま、
チャーハンを口に入れた。

「ん、美味しい」

う、嬉しい!!
それより、そんなにお腹空いてたのかな?

すごいスピードで食べてるけど…

…私も食べ始めると、

「美琴」

「んー?」

「おかわりある?」

「ん!あるよ!!食べる?」

「うん。」

「あっ!じゃあ入れてくるね〜」

と、言い、レオくんからお皿を奪って、
チャーハンを入れた器をレオくんに渡す。


「はい、どうぞ!」

「自分で言ったのに。」

「いいの!こんなに食べてくれるの嬉しいからー!」

「…っ、そっか。」