Secret Investigation

フリーターを除く他の人は賛同していた。

「何故、お前達は快く受け入れるんだ。」

カフェ店員の我妻さんが言う。

「だって私、職業警察の人から全て聞いたもん。このゲームのこともゲーム終わってからどうなるかも全て。別に悪いことしてる訳じゃないから話だけ聞かせてくれたらすぐ解放するから良いかな?って言われちゃ断る理由もないからねー」

フリーター浜田は他の人達も見る。

「そんな、一人がそんなに密談出来るはずが、」

IT企業が言う。

「まだ解ってないんですか?最初から協力者がいたんですよ。」

フリーター浜田は私、沙綾、修也、横谷を見る。

「まさか」

私は微笑みを浮かべ言う。

「中道、出口開けて先に彼等4人を連れて行ってあげて。」

私の指示で扉から待機していた警察官の半数によって私達4人以外の人達は先に外に出て警察庁へ保護すべく連れていった。

残りの半数はそのままこの会場内に入り、全てのプレイヤーの持ち物の回収や一部は、この広間で待機していた。

そこに、中道、笹塚とも合流した。

「中道は寺西くんの方に合流してあげて。」

中道は数人連れてこの場を後にする。
入れ替わるように、プレイヤーの所持品を回収していた部下が私のもとにやってきた。

「こちらが、沙綾様、修也様のお荷物でございます。管理官の荷物はこちらに全て纏めております。」

「ありがとう。」