私は横谷と二人で密談部屋に入った。
ちなみに密談部屋は2つあって最大3人まで入れるが一度入ると自動ロックかかるので、2人だから途中で追加で入れるということはないのだ。
「あの、どうされたのですか?」
横谷は申し訳なさそうな顔をした後その場で土下座をした。
「本当にこの件含め、私がしてきたこと全て反省してます。貴方様に従います。この後、修也にも謝ります。」
この感じ、たぶん私が警察と気づいたんだ。
でも自分の口から職業は言ってないのでもう少し泳がせてみるか。
「私と貴方はあのパーティーで一度会ったきりですが、何故謝られないといけないのですか?それに風上修也さんの名前が出てくるのですか?」
横谷は土下座したまま話す。
「そ、それは。。」
「貴方の口から言わないのであれば私は特に用もないので皆さんのところに戻りますか。」
「待ってください、話します。」
