Secret Investigation

案の定二人から連絡きたので二人には回数制限なく連絡取れることは伝わっただろう。

後は、誰も殺しの一致条件を当てないことなので二人にも館内散策をするよう伝え私も行動を起こす。
誰がどの目的か知ってるので、なんとしても阻止しなければならない。

最初に集まった場所に行くと意外にもほとんど全員が集まっていた。

「なんの話をされていたんですか?」

私は、固まっていたところに入り話の話題を聞く。
見た限りでは医者以外はいるのではないかな。

「横谷さんが、このゲームのクリア方法が解ったかも知れないみたいです。」

私の問いに答えてくれたのは、カフェ店員の我妻美樹だ。

私は横谷の方を見る。他の人達も視線を横谷に向け話を待っているように見えた。

「誰か一人が目的カードを纏めて持っておくんです。例えば警察の方とか。警察の方なら人殺しなど行わないでしょうし皆さんも安心ではないですか?」

なるほど、そうやって警察が誰か炙り出そうとしてる訳ね。散々警察の動向には注意してたもんね。

「俺は良いと思う。警察は市民の味方だからな」

そう答えたのはフリーター。

「いや、俺は反対。どんな理由かは解らないがこのゲームに参加している以上善良な警察とも限らないからな。」

IT企業に勤めている男が言う。