Secret Investigation

次の日、修也が帰ってからは警察庁に出勤した。

私専用の部屋があるため、中に入り信頼出来る笹塚、中道、寺西の３名を呼び出した。

「全員揃ったか。」

「はい」

私達は隣の応接室に移動し、社長椅子のような豪勢な椅子に座り向かい側の長いソファーに３人が座る。

「姫様の呼び出しは何よりも優先ですので」

「本題に入る。風上修也と私は恋仲だ。絶対に私を裏切らないことを誓い協力体制を取ってもらうことになってる。と言っても、表向きは変わらず横谷と親しい関係性は維持してもらうつもりだ。

で、大きい情報としては、何人かを集めゲームと言って殺し合いをさせているらしい。
詳細までは解らないけど、修也曰く2、3時間ぐらいでゲームが終了しその日に解散してるとのこと。

なので、それらを重点的に調べて欲しい。」


３人は警察組織の中でも特に信用出来る人達で、何があっても私に忠誠を誓った人。
そのためか絶対姫と呼ぶので、私は騎士のような存在になってしまっている。