Secret Investigation

それからというと修也は今日一日は会社には行かないと言うので、私も家から出ずに部下達に指示だけ送っていた。

「そういや、ここまではどう来たの？」

「車だよ、メッセージで言われた通り管理人にも話したから香織のスペースで停めてるけど駄目だった？」

「いや、大丈夫。むしろ近くのパーキングに停めてる方がかなり危なかったから良かったよ。」

二人はそのままご飯食べてお風呂入ってベッドで寝る。
ご飯は修也が作り、その間に私は仕事を済ませる。
お風呂は二人で一緒に入る。
ベッドにも二人で一緒に寝る。

本当なら毎日一緒に過ごしたい。
それは修也も同じ思いだと思う。
だけど、修也が敵側に近いため一緒にはいられない。なので今日を思いきり楽しんで明日からまた捜査に戻って一刻でも早い解決を行う、それが私の使命だから。

それに、修也が今知る横谷の全ての情報も知れたのでかなり進めれそうだし。