Secret Investigation


私が、答えを決めたと連絡すると同じ店で日時指定されたので直接向かった。

到着すると既に待たれていた。

「すみません、遅くなって申し訳ありません。」

「いえいえ、お忙しいのは承知しておりますので。


警視総監は立ち上がりソファーの方へ座るようエスコートしてもらったので座る。

「それで、回答については前向きに検討させて頂きたいと考えていますので具体的な話を聞かせて頂けないでしょうか?
一応、仕事してる身なので簡単に変えるのは悩むどころがありまして、、」

「前向きな検討ありがとうございます。
具体的には警察の中でもごく一部しか知らない秘密裏で捜査している物になります。自分としては警察関係者にも敵組織の人間がいる可能性も考えており信頼出来る人が少ない中でこの件が解ったので、まずは香織様には試験に合格するようサポートし、その後警察に入った後は、今の仕事を潜入という形で置きながら事件の捜査を進めてもらおうかと考えています。」

「えっ、でも私大学で専攻してるの情報系なんですが」

「はい、ですのでこちらで必要な知識全てを教え、所謂キャリア組として部下を纏めて事件に立ち向かって頂こうかと思います。」

「解りました、宜しくお願いします。」