倉庫について、30分は経ってる 朔夜はずっと、漫画を読んでる。 「なにも聞かないの‥‥?」 私から話を切り出した。 忘れてた、朔夜はいつもなにも聞かないんだ。 「別に聞かねぇよ」 分かってた 朔夜はそういう人だ。 「昨日は変な事言ってごめん、なんか疲れてて別になにもないから、全然気にしないで‥」 「うるせぇよ」