なんだかなぁ…。
そんなことを思いながら、ため息混じりにロッカーで荷物を出し入れしていたら、
「エルちゃん、どうしたの?えらく憂鬱そうだけど」
「あ、美保さん」
一番親しくしてくれている友達が声をかけてきた。
美保さんは3才年上の同級生。
元々は田舎の看護学校に通っていたが、人間関係に耐えきれず退学、高校の頃は受験対策をしていなかった為、退学後は必死で受験勉強をして、今年から東京の大学生になったとのこと。
「うまく言えないけど…。夢見てたキャンパスライフとのギャップで、何だかブルーになっちゃって」
「ああ…。校風がチャラいから?」
私は頷いた。
日本人なら、誰もが知っているような有名私大とはいえ、想像していた以上にチャラチャラした学生が多い。
ノリが悪いタイプの私には居心地が悪く、こんな調子では、大嫌いだった高校とそこまで大差ないとすら思う時がある。
そんなことを思いながら、ため息混じりにロッカーで荷物を出し入れしていたら、
「エルちゃん、どうしたの?えらく憂鬱そうだけど」
「あ、美保さん」
一番親しくしてくれている友達が声をかけてきた。
美保さんは3才年上の同級生。
元々は田舎の看護学校に通っていたが、人間関係に耐えきれず退学、高校の頃は受験対策をしていなかった為、退学後は必死で受験勉強をして、今年から東京の大学生になったとのこと。
「うまく言えないけど…。夢見てたキャンパスライフとのギャップで、何だかブルーになっちゃって」
「ああ…。校風がチャラいから?」
私は頷いた。
日本人なら、誰もが知っているような有名私大とはいえ、想像していた以上にチャラチャラした学生が多い。
ノリが悪いタイプの私には居心地が悪く、こんな調子では、大嫌いだった高校とそこまで大差ないとすら思う時がある。