愛なき女の生涯

歴史・時代

松堂イリヤ/著
愛なき女の生涯
作品番号
1716463
最終更新
2024/03/27
総文字数
4,547
ページ数
13ページ
ステータス
未完結
PV数
41
いいね数
2
周りの環境が悪かったのか

それとも自業自得なのか

まさかの理由で自殺した、著者の祖母をモデルに描く、ある女の一生



閉鎖的な農村にポツリとある万屋の娘、ハナは、としごろになり、よく知らない義範という男と見合い結婚し、3人の子供を産む。


ところが、根っからの女好きである義範は、よそに女と子供を作っており、ハナとの間に末っ子が生まれた頃、ハナを捨て、その女と再婚してしまう。


戦後間もない農村では、離婚などということは大恥なので、ハナは舅である金次郎の養女となる。


戸籍上、元夫の義範とは兄妹になったハナが、ろくでもない人間関係の中、まさかの理由で自殺するまでの物語を淡々と描く。



主な登場人物


井川ハナ
大正四年参月弐拾日生まれ
昭和初期、女にだらしない義範と結婚し、その後は数奇な運命に翻弄される


井川義範
明治末期生まれ、根っからの女好き
ハナと結婚するも、東京でマチ子という女と知り合い、娘を産ませる


井川金次郎・かやの
義範の両親
ハナを養女に迎える


井川學
ハナと義範の長男
無口な少年だったが、社会に出てからは父と同じく女にだらしなくなる

井川學人
ハナと義範の次男
周りに迷惑をかけてでも妻子を大事にしてきたが、晩年は妻・ルミ子の我儘に怒りをあらわにする

上田美代子
義範が愛人のマチ子に産ませた娘
私生児だが、ハナと義範の間の長女ということにされる

井川都子
ハナと義範の長女だが、次女という扱いになっている


マチ子
義範の愛人だったが、のちに結婚


井川志津子
ハナの嫁、學の妻
外面の良い偽善者

井川ルミ子
ハナの嫁、學人の妻
要領の良い我儘女


天久マイア
志津子と學の子供
ハナの孫だが、姉のジュビエ同様、女だという理由だけでハナから不要な孫扱いされる





執筆開始
2024年3月20日〜
あらすじ
期せずして、今日が祖母の生誕の日だと判明したので、書き始めることに。

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