6限が終わって、帰える時間になった。 帰り支度を始めて、下駄箱へ向かった。 帰っている途中、誰かが後ろをつけてきて いるのを感じたが、ここで騒ぎにしたら めんどくさいと思ってスルーしていた。 親に報告とかされたら、だるすぎるからね。 いざとなれば、喧嘩すればいいし。 この時の私は、安易に考えすぎていた。