僕の姫様、必ず守るよ



倉庫から出てどうやって帰ってきたのか
わからない。


かろうじて家までは辿り着いたから
家に入ろうとした時、



「桜花ちゃん、こちら側にいらっしゃい」



そこには葵優李がいた。


桜花って呼んでいいのは、桜龍のメンバー
だけだ。


でも、もうそんなこと言う資格ないか。



「これで満足?」



「あぁ、とても。

 君があんなに演技力があるとは思って
 なかったよ。

 月曜日から、僕が迎えにきてあげる。

 とりあえず、今日は帰るね」


葵は立ち去っていった。