「お風呂で寝ちゃった。 溺れるところだった」 長い髪を乾かして、ご飯をたべる。 「今日のメニューも凝ってるな。 やっぱり、家政婦さんの料理は美味しい」 ご飯を食べ終わって、布団に横になる。 ごろごろしながら、スマホで動画をみる。 今日も、かわり映えのない一日だったなと 思いながら寝落ちする。 それが、いつものルーティンだった。 このなんの変哲もないルーティンが意外に 好きだった。