白鷹楼の姫様になって、2週間後
私は学校へ行く時も、帰る時も常に横に白鷹楼がついている
まるで、お嬢様にでもなった気分だ
「じゃあな、また明日、同じ時間に迎えに来るわ」
「うん、ありがとう!翔弥くん」
わたしは翔弥くんに手を振ると、ドアノブに手をかけ、家の中に入っていく
お兄ちゃんはあの日から、私のことが心配になり、週末には帰ってきてくれるようになった
「ただいまー」
あ、そっか…お母さんは働いてる時間だった
わたしは手を洗うと、2階にあがり、私服に着替えた
小腹がすいたので、冷蔵庫になにか食べ物がないか、探ることにした



