私とひろくんは、手を繋いだまま裏庭にある自動販売機にきた 「何がいい?なんでもいいけど」 「ん〜、りんごジュースにしようかな」 「じゃあ、俺はオレンジジュース」 ひろくんは、ポケットから財布を取り出すと 200円を自動販売機に入れた その、早い動作に私はまたドキドキした 「ほら、」 「ありがとう」 私は奢ってもらったりんごジュースの蓋を開けた そして、口に流し込む 「美味しい〜」 「俺のも!」 この何気ない日常が私は好きだな