「理事長が決めたことなら仕方ないですね。その事を言うためにわざわざ」
「ごめんね。でも元気そうでよかった。でもこれからも気をつけてね。それだけを言いたかったんだ。もう友達のところ戻っていいよ」
ありがとうございましたと言って私は生徒指導室を出た
でも私は友達がいるから、大丈夫だよね
これからの学校生活。
「あー、戻ってきたー。」
「先生はなんて?」
私はさっきあったことをみんなに話すと
「やっぱり、田口…なんか企んでると思ったんだよなー」
1人の男子が叫ぶ
「だから、あの時『大丈夫か?気をつけろよ』って言ってくれたんだ。笹本…ごめんね
あの時聞かなくて」
「無事だったんなら良かった」
みんな、ありがとう



