俺は正直に梨友に俺の気持ちをぶつける
「はあ…、ずっとお前とは遊びだったんだ。
渡したくないなんて嘘、何でも持ってるお前がずっとウザかったんだ」
「えっ…、う、そ……。」
梨友は運動神経抜群に才色兼備、頭脳明晰。
何でも持ってるお前が羨ましくて、妬ましかった
「ひ、ろくん?うそでしょ?」
梨友は信じられないだろうな
俺の腕を引っ張った
「うるせー、離せ」
別に俺は特別かっこよくも、優しくもねぇんだって
夏休み前に付き合ったのは、実はどこかで好きって気持ちがあったからなんだけど
でも、それは儚く散った
友達も沢山いる梨友
みんなに騒がられるおれ
どこか一緒でも、どこかは違った



