「まぁまぁ、ひろやから許しが出たことだし、楽しませてもらいますよー?お嬢様」

ここに来て、何時間が経ったのだろう?

私はもう全て諦めて、目をつぶると遠くからバイクの音が多数聞こえてきた

「チッ、きやがったか!白鷹楼め」

はく…おう…ろう?

私はなんのことか、分からず頭を悩ませていると

「式神〜、いるの分かってんだ、出てこい」

しき…がみ?

また分からない言葉が出てきた

というか私がなんでここにいるとわかったのだろう?

エスパー?

「なぁ、着いてこい。お嬢様」

さっきからなんで私の事『お嬢様』って呼んでるんだろ?