私はこれから自分の身に危険が迫ってるのがわかったから、3人にバレないようにスマホを取り出して、翔弥くんに電話をかけた

コソコソ、話をすればバレないだろうって思ったから

「あ、もしもし?翔弥くん、今どこ?まだ空き教室?」

『あれ、梨友じゃん。どうした?そんなに小声で』

なんか、まだ空き教室らしくて優里亜の声が小さく聞こえた

「あ、あのね?お、屋上に来て?おね…が…、いやぁ」

『えっ?ちょ、りゆ?どうした?おいっ!』

私がこっそり翔弥くんに電話をかけているのがバレたのか、いきなり襲いかかってきた

「なーにー話してたの?お嬢様?こっそり話なんかしちゃってさ?助け呼んだとか?」

私は押し倒され、男の人に口を押さえつけられていて、上手く喋れない

(…、しょ、や、く…)

私の意識はそこで途絶えた