そして

「連絡事項はー……」

ガラッ

私たちは音のした方へ顔を向けると

言葉を失った

「く、くく、く…くろすうぅううう…何回遅刻すれば気が済むんだァあー」

あーぁ、心穏やかだったのに、辻屋先生…ブチ切れ

「あ?別に俺が遅刻しようが何しようか、せんせーには関係ねぇーくせに」

そんなセリフをサラッと言う黒須くんはかっこいいとさえ、思ってしまった

「それに、髪の毛も金髪にして!黒に染めて来いって僕言わなかったけ?」

黒須くんだけに黒に染める

私は心の中で、失笑した