┄数分後┄
「やっと終わったぁー」
「ごめんね?急に手伝って貰っちゃって…」
わたしは準備室を出ようと踵を返したら、
「あぁ、ひとつ言い忘れていた。」
ゾクッ
さっきとは違うドスの効いた低い声が、準備室に響いた
ダンっっ
先生は壁に私を追いやって、左手で私の横に手を付き
「……!?」
「今日のこと、あゆ以外知らないから俺のこの姿バラすとどうなるか分かってるよな?誰にもバラさないように。もしバラしたら、わかる?」
先生が生徒に脅しをつかっていいのでしょうか?
「ワ、ワカリマシタ」
よしと言って先生は解放してくれた
私は今度こそ、準備室を出る



