『なあ、聞いていい?』





『何がだ?』





頬杖を付きながら、季楽が質問を俺に投げかける。






季楽とは、幼馴染であり、親友だ。





七海学園で唯一の知り合いと、俺はかなり長い時間一緒にいる。