現代は全く戦がない。

こんなにも穏やかで、命の危険もないんだな。

マミはいきなり戦国時代にワープして驚いたことだろう。

現代にいた方がいいに決まってる。

そんな時、取引先の営業の男性がマミに声をかけた。

「津久井さん、久しぶり、元気だった?」

「あら、冴木さん、その節はお世話になりました」

「全く、靡かないんだもんな、落ち込むよ」

「また、そんなこと言って」

「なあ、飲みにいこうぜ、たまには付き合ってくれよ」

その時、信長はなんだこいつは、馴れ馴れしいと思い、

「先輩、俺も行きます」

「えっ、そう、それなら一緒に行く?」

そして、信長とマミと冴木は仕事終わりに居酒屋に行った。

信長は酒はすごく強い。

いくら飲んでも、全く酔わなかった。

「お前、強いな」

「それほどでもない、それよりあんたはマミをどう思ってるんだ」