センセイは甘すぎる

緊張でぴんっと張っている背中が痛い。

「先生、何で私をここに読んだんですか…」

「補習なんて嘘なのに。」

先生は一瞬目を伏せると余裕の笑みを浮かべて言った。

「大学受験も終わったことだし、卒業するまで俺と楽しいことしない??」

瞬間。

胸元のブレザーが引っ張られた。

椅子に座っていた私は彼の方へ引き寄せられる。

彼の顔が間近に見えたと思えば、気がつくと私は先生と口づけを交わしていた。

何秒たっただろうか。

唇が離れると同時に先生は頬杖をつき、

「ねっ、俺はけっこー本気なんだけど」

これが私の人生最大の恋になることを私はまだ知らない。