「リア。僕はリアしか愛せないから、覚悟して」
そうして降ってきた口づけは、今までのお遊びのような口づけではなく、わたくしを深くまで貪るようなものだった。
ライル様の熱が伝染して、わたくしも夢見心地で応える。だんだんと力が入らなくなって、背中からソファーに倒れてしまった。そんなわたくしを逃さないと言わんばかりに、ライル様の艶めく唇が追いかけてくる。
ライル様がわたくしに覆いかぶさるように抱きしめてきて、頬が上気し赤くなっているのが自分でもわかった。ライル様はわたくしの唇から離れたかと思ったら、今度は耳に舌を這わせる。
「ひゃぁっ!」
ゾクリとなにかが背中をかけあげるけれど、奇妙な感覚に身体が震えた。
「ああ、リア。かわいい。こんなに僕を誘うような顔をされたら、もう止まれない」
掠れる声で耳元で囁かれ、わたくしはどうしていいのかわからない。
それなのにライル様は耳だけでなく、首の方へとリップ音を鳴らしながら下りていく。



