大阪へ行く日。
母と父が見送りに来た。すぐ帰ってくるから見送りはいいのに笑
行ってきますと会話を交わし、私は夜行バスで大阪へと向かった。
すると、着いたバス停で、両手を広げた龍が私を待っていた。

私は龍の所へ行き、抱きしめられた。
「会いたかった。」
私はそう言うと、泣いてしまった。

それから月日はたち、私たちは21歳になっていた。