小学校の頃のいじめは、容姿と少々頭が良かった私を妬んだ友達から始まり、学年全員へと広がった。
死ねと書かれた机、なくなる自分の私物、暴力、暴言。
それらに耐えられたのは、まだ幼く『自殺=絶対ダメなこと』という思い込みがあったからだった。


地元の中学校へと進んだがいじめは落ちつたと思われた。
だけど、いじめがあることは変わりない。
みんなが賢くなって陰湿になっただけ。
陰口、嫌味、無視、さり気なく傷つく言葉を投げかけられる、連絡事項をわざと伝え忘れられる。
小学校とは違う辛さだった。
中学受験に落ちたことでも家に居場所なんてなくなった。
馬鹿と罵られ、行動を制限され、難関高校に受からないと高校に通わせないと脅され、心は限界だった。


そんななか、なんとか進学できた青空学園でもいじめられた。
多分、他の人より少し容姿が良くて、容量がいい私は妬まれやすいんだと思う。
人見知りで人を信じられない私にはいじめられても助けてくれる友達なんていないし、いじめられることに諦めを感じてきたころ
ーーーーー星宮佑樹先輩に出会った。ーーーーー