好きにさせるから、覚悟しろよ ~再会した幼なじみがめちゃめちゃ迫ってきます〜

「うーんどうだろ? でも、私の勘違いかもしれないし」

 でもそうと決まったわけじゃないし、証拠もないのに決めつけるのはよくないよね。

 そう思った私は、苦笑いを浮かべて美緒にそう答える。

「そうかな……? でもとにかく、お弁当が無いなら代わりのお昼を早く調達しなきゃだね。学食ならまだ間に合うんじゃない? 私もお弁当持って学食で食べてもいいからさ」

 美緒の提案に私は「そうだね」と頷く。

 お昼休みは時間が限られているし、学食は人気メニューがすぐに売り切れてしまう。

 できるだけ早く行くに越したことはない。

 そういうわけで、私はお弁当を持った美緒と学食に一緒に向かった。

 すると、学食内はすでに大混雑だった。

 私がお弁当を捜している間に、最初から学食狙いだった生徒たちが訪れていたのだ。

「めっちゃ混んでる~。私は席を捜しておくから、柚葉は食券買ってきなよ~!」

「う、うん、わかった。ありがとね、美緒」

 美緒に席取りは託し、長蛇の列ができている券売機へと向かう私。

 しばらく待って、やっと私の番が来たけれど、販売されている食券を見て私は唖然としてしまう。