そんな風に、私が浮き立っていると。

「これからずっとよろしく、ゆず。一生離す気は無いから」

 りっちゃんがまるで宣言をするように、はっきりと私に告げた。

「うん……!」

 全身から溢れ出る幸せを感じながら、私はそう返事をしたんだ。