好きにさせるから、覚悟しろよ ~再会した幼なじみがめちゃめちゃ迫ってきます〜

 失恋して落ち込んでいる玲奈ちゃんにも、私への気持ちを大事にしてくれたりっちゃんにも、そうしないと失礼だ。

 だから私は、りっちゃんのきれいな瞳をじっと見つめて、こう言った。

「あのね、りっちゃん。私、りっちゃんのことが好き」

 あまりにはっきり言ったから、りっちゃんは少し驚いたようで目を見開いた。

「それは……。男として? 友達として?」

 真剣な声でりっちゃんが尋ねてくる。

 それは、りっちゃんが一番気になっているはずのこと。

 だって再会するまでりっちゃんのことを女だって思い込んでいた私が、「りっちゃんのことは好きだけど、男の子として好きか分からない」って言って、告白をすぐに受け入れられなかったのだから。

 ――でもね、りっちゃん。

 初めからそんなこと、どうでもよかったみたい。

 だって、私は。

「私最近やっと気づいたんだ。……私は昔からりっちゃんに恋をしていたんだって。女の子だって思っていた頃から、ずっと」

 りっちゃんは私を見つめ返して、真剣な顔で私の話を聞いてくれた。