――すると。

「マジ!? やった! ありがとう、柚葉ちゃん」

 大袈裟とも思えるほど、健吾くんは喜んでくれた。

 わ、私とお茶に行くだけで、そんなに嬉しいのかな……?

 その辺は謎だったけど、まあ喜んでくれているならいっか……と考えた私は、健吾くんと一緒に近くのカフェへと向かった。