『そっか。あまり無理しないでよ?なんかあったらすぐに相談するのよ?』
「……ありがとう、瑠璃」
瑠璃から送られてきた短いメッセージを何回も読み返す。ずっと心が苦しかった私にとってそのメッセージは心に染みた。
「……よしっ。準備しよう!」
私は瑠璃から元気をもらったあと勢いをつけて飛び起きた。このままじゃいけない。今日、私は伊織に想いを伝えよう。
そして、仲直りするんだ。
***
ーキーンコーンカーンコーン……。
「はーい。それじゃあ、補習は終わり。みんなしっかり勉強してからテストに挑むように」
補習終わりのチャイムが学校に鳴り響く。
先生はそう言ったあとそそくさと教室を出ていった。私はそれを見計らい、ドキドキする心臓を抑えながら伊織の元へと歩いていく。
教室にはまだ咲坂さんがいたけどいなくなるまで待てなかった。
早く、伊織と話をしたい。
自分の気持ちを知ってほしい。



