冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。


「な、何よ……」


「別に……?」



また何か言われるかと思い、身構えた。だけどそっぽを向かれてしまった。



「余計なことを考えてないで勉強しろ。テスト週間最後の日曜日なんだからな。休みの日を無駄にするなよ?」


「うっ、……はーい……」



余計なことを考えてしまうのは伊織のせいだよー!


そう叫びたいのをグッとこらえて、私はひたすらノートと教科書に向き合った……。



ーピピピ、ピピピ……。


集中していたのかしていないのか頭の中は混乱しっぱなしの勉強を終えるタイマーが部屋に響いた。



「お、終わった……」



私は疲れすぎてシャーペンを放り投げるとテーブルに顔を突っ伏す。


い、伊織との勉強会ってこんなにスパルタだっけ……?



「お疲れ様。こんだけやれば赤点は免れるだろうな。空音は勉強しないだけで覚えは早いから」


「ほんとに……?」



ポンポンと伊織に頭をなでられる。