Never Forget You

時間にして30分ちょっと。

予定よりも早い時間にそーちゃんは目を覚ました。

私が起こすまでもなく、自分で起きた。

精神的に本当にギリギリなのがわかる。

「睦海…?」

そーちゃんは足元で寝ている睦海をそっと抱いて私に渡した。

「そーちゃん…」

一言、声をかけたいのに言葉が出てこない。

そーちゃんは安心させるように笑みを浮かべると

「大丈夫だよ」

と私の頬を撫でた。