Never Forget You

パドックへ戻るとちょうど、そーちゃんがモニターを見て祥太郎くんの様子をじっと見つめていた。

「そーちゃん」

私が声をかけると、振り向いて笑ってくれた。

「あ、かれんちゃん達も来てくれてたの?」

後ろからついて来ていたかれん達を見てそーちゃんは挨拶をすると、かれん達も挨拶していた。

「疲れたらいつでも椅子に座りに来なよ。
真由もみんなと適当に一緒にいたらいいからね」

そーちゃんはそう言うと足に纏わり付く睦海を抱き上げる。

「パパ、どうだった?」

睦海に聞くと、睦海は何故か照れてそーちゃんの顔にギュッと抱きついていた。



マシンに乗っている時と全然違うそーちゃん。

そういうギャップがたまらないんだけど。

じっと見ていたら

「旦那さんの事、本当に好きなんだね」

と、かれんに言われて顔が赤くなった。