─まーちゃんパパ、電話何て?─ …… 私のメッセージはスルーかい。 まあ、いい。 ─あんなの嘘に決まってるでしょ! それより、私たちが知り合いって悟られないように、他人のフリして─ ─なんで?─ ─合コンはみんなフリーだと思うから楽しいんじゃん! しかも、カップルが混ざってるとかどんなドッキリ!?─ ─おけ。あ、まーちゃんの好きなシーザーサラダきた─ はあ…… なんなの、もう。 喧嘩した時は二人とも怒鳴り合ったけど、 碧斗はもう怒ってないのかな。 いつも通りで、調子狂う。