太陽とずっと一緒だったから、
今夜はもう眠れそうにない。
「今日はもう遅くなったし、
また今度ご飯でも行こうよ」
「ぜひ!
今日はこんなにごちそうになったので、
今度は私におごらせてください!」
連絡先も交換して、
私たちの距離はどんどん縮まった。
毎日昼休みになると、
駆け足でにこにこ弁当へ向かう。
週末は、よく二人で出かけた。
近くの山に登ったり、
ホームセンターで木材を買って、家具を作ったり、
釣りや浜辺で石広いをしたり。
深夜小さなラーメン屋をはしごしたこともあったし、
おじいさんとおばあさんがやってる
レトロなお好み焼き屋で、
何時間もテレビを見ながら、世間話をすることもあった。
雨の日も、雪の日も、
有瀬さんの隣にいる時は、
いつも『晴れ』だった。
「うーん…」
「大丈夫?かなり酔ってない?」
「そんなことない…です…」
仕事終わりの夜、有瀬さんと飲みに行った。
いつもより飲みすぎて千鳥足だった私を
有瀬さんは家まで送ってくれた。
「鍵、開けられる?」



