時雨「だからプライベートとか気にせず過ごすといい」



よっしゃ!


ハッキングする時周りの気配気付きにくくなるからよかった。



龍生「ありがとうございます(ニコ)」


時雨「いや、俺の護衛だからってお前達を縛りつけるつもりはない」



うわっ


案外優しいんだな時雨様。


まさか全然No. 1の暴走族の総長にこんなに意外なことがあるなんてびっくりだ。←(貶してるの?褒めてるの?  by作者)


ホメテルホメテル


(めっちゃカタコトじゃん!  by作者)


気にしたらダメだ。



龍生「優しいですね」


時雨「…俺は、俺には優しさなんてものはない」



……。


《翠龍の総長は、冷血で優しさのカケラもない》と噂で聞いていたが…噂は所詮噂だったてことか。


私の目の前にいる時雨様が噂通りの人とは思えない。


ま、族の世界も組の世界もありもしない噂話ばっかだしなー。


ふぅ、



「時雨様、それは違いますよ」


時雨「…えっ」


「僕の知る時雨様はとてもお優しい方です」



私がそう言うと、俯く時雨様。



時雨「(ボソ)…俺の裏を知らないから)」



裏、ねぇ。



「誰しもが表と裏をもっているんですよ。」


龍生「僕の本性だって時雨様はご存じないでしょう?」



…龍生の本性やばいからなー。


人が悩んでいる時とかニヤニヤしながら楽しんでいたし。


(龍生、趣味悪っ  by作者)


あははっ


作者と打ち解けて来たわー。


(やったね☆ by作者)


てか、そろそろ本編戻るぞ。


(あいあいさー!  by作者)



時雨「龍生の、本性…?」



時雨様が首を傾げる。


……可愛すぎね?


漫画でよくある‘コテン?’ってやつまじで現実にあるのか…。