そして
別れの日が来た










「裕也いつでも帰ってきなさいね。なんか必要な物あったら送るから」






「あんまり遊びすぎるんじゃないぞ」







「わかってるって」







電車の時間が近づいてくる








裕子は親の横で下を向いて黙っている








「ほら…。裕子もなんか言いなさい。
しばらくお別れなんだからね」








しばらくとかなんじゃないんだけど