兄の好きな人 第一部

やばい顔がにやけちまう





「じゃぁ」







バタン







「…」







裕子がいなくなった病室はガランとして




部屋の温度が一気に下がったみたいだ





裕子にもう会いたくなる







裕子とまた喋れるようになれるなんて





俺が事故にあわなかったら
きっとあのままだっただろうな






裕子に嫌われたまま…