考えただけで…

ゾッ

「どうしたの?」

「何でもないよ」

「早くしないと時間なくなりますよ?」

「ほんとだ!」

えーっとモードは、無しで…

「よし!これでいいはず」

「ほんとか?」

はるって案外子供っぽいよね

今だって目がキラキラしているし

「"ポーズをしてね"」

もう始まった!

「3、2、1」

パシャ

って音がなった

「はる真顔過ぎ〜」

チラって見るとほんとに真顔になっていた

「ふふっ」

面白くてつい頬が緩んじゃった

「あまり人の前でそんな顔してはいけませんよ?」

なんで?

はっ!

もしかして気持ち悪かった!

「そんなことないので。早くしないと変な顔が写りますよ」

やっぱり変な顔だったんだ!

❅・.°·•ο

「終わった〜」

いまは、写真を取るのは終わってデコタイム

「いろんなものがあって面白いな…」

はるも楽しそう

「いっぱいデコるぞ〜」

こっちもこっちではしゃいでる

しばらくデコってたんだけど

「流下!」



女の人の起こってる声が、喧嘩とかかな?

「小実ちゃんどうしたの?」

あれ、あの人たち今さっき注目を浴びていた人たちだ!

「こんなところに来るなんて聞いてないですの!」

てすのって言っていることはお嬢様なのかな?

「いってないもん~」

この喧嘩?は男の子が原因らしい

「せっかく流下に合うように可愛い恰好をしたのに…」

お嬢様口調が外れてるよ?

「ゆめ?あの人たちが気になるの?」

「え?いや、なんか二人だけの空間ができてるなって」

それよりなんか男の子のほう黒い部分が見えていない?