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結婚パーティーでは、俺は警察官に貸与される儀礼服、杏里紗は黄色のカラードレスを着用して入場。

披露宴と違って堅苦しい雰囲気でもなく、立食形式にしたので皆思い思いに歓談している。


「因幡さーん、アリサちゃーん!おめでとうございます!さっきの式、めちゃくちゃ良かったですー」


ワイングラスを片手にハイテンションの戸田が近付いてきた。


「お前……酔っぱらってるだろ…」


「えへへへへ──っ、分かります?美味しいから食事も飲み物も進んじゃってー」


俺の腕を手のひらでバシバシ叩く戸田。