一粒また一粒私の目から涙が溢れてく


「斗真…今わかる事言ってもいい?あの時お互い何も言わなかったよね。。何も話さなかった5年も一緒にいて素が出てないとかぢゃなくて…うまく伝えれないけど…きっと何も私達は自分の大事な事状況とか話さなかったね」



「あの時いた上司の人は本当にただただお世話になってずっと私がやりたかった事後押ししてくれたでもねひとつ言えるのは私達辞めた今は女友達なんだよ」


「何も知らなかった…
紗奈の交友関係も聞いた事なかった」


「でしょ?斗真だけが悪いんぢゃない…私もお互い様きっと斗真も私も大人になったんだよこの一連の出来事で」


「ほら食べよっ冷めちゃうよ」


運ばれてく料理はよく2人で食べていた物
もうこうして2人で食べるのが当たり前って
思ってた頃とは全然違う感情

これが終わればまたお互い別々の道にいく


「でも私すっごい傷ついたあの時もだしその前も本当に傷ついた好きな人がどんどん離れていくの…クリスマスの日人生終わったかと思ったよ。けどいい出会いもあった全部全部繋がってるんだよ人生って」


「本当にごめん何もなかったといえ気が抜けてた隙だらけだった」


「これからはお酒飲みすぎないでね気をつけてね将来付き合った人悲しませるような事しちゃダメだよ」


沈黙のままの斗真に私は違う話題をふった
沈黙が辛かったし今にも泣きそうな斗真の顔を見るのも辛かった

昔斗真といた時は沈黙さえ
愛おしくてよくくっついてたね
辛いより幸せだったなっ