「早瀬さん…?」
「紗奈さんにずっと会いたくて話したくてやっと今日会えた。この後時間ある?」
私は思いっきり首を縦に振る
そこに車止めてるからと早瀬さんの後を追う
すぐに個室のお洒落なお店に着く
「凄い綺麗なお店ですね」
「喜んでもらえて良かったよ」
店内も素敵でシックなイメージ
キラキラとしたシャンデリアが…
凄い私場違いではないよね?
「早瀬様お待ちしておりました。ご案内致します」
個室の席を案内して貰い
早瀬さんのオススメの料理を頼んだ
次々と料理が運ばれてくる
「凄い素敵っ美味しそうですね」
「そんなに喜んで貰えると本当に嬉しいな。冷めないうちに食べよう」
料理は凄く凄く美味しくてほっぺたが落ちそう
って待って待って凄い私料理堪能してるけど
本題があるんだよねって考えたら凄い緊張してきちゃった…早瀬さんの顔をじっと見つめてしまった
「ん?どうした?」「いっいえ!!」
首を傾げて早瀬さんは私をじっと見つめた
私は思わず顔が赤くなってしまう恥ずかしい
じっと見つめる早瀬さんの顔を見ていたら
「私…早瀬さんにずっとお会いしたかったです」
私は思わず本音が口から溢れてしまった
「俺もずっと紗奈さんに会いたかった…今日も来てくれるか不安だったよ」
「行きますよ!凄い嬉しかったです。あれから私あの日会ったのは幻かなっとか考えて馬鹿みたいですよね」
早瀬さんがじっと私の顔を見つめて
「ごめん…連絡出来なくて。あの後すぐ親父からこの会社を受け継ぐ事になって引き継ぎから色々と仕事が忙しくて連絡出来なかったそれと、、俺あの時もう嫌われてるかなとか…恥ずかしい言い訳だな」
「そうだな…正直に言うと君に嫌われてる思うと怖くて連絡すら出来なくて逃げてたすまない」
早瀬さんが私の顔を見てまっすぐ答えてくれた
「早瀬さん…私嫌うなんてそんな事ないです。あの日の1日本当に私にとって凄い幸せな日でしたよ。一緒に過ごせて本当に良かった」
私はニコッとして早瀬さんを見つめる
早瀬さんは下を向き照れながら笑ってくれた

