運命の出逢い-あの日助けてくれた彼は…-


「何かあれば俺が飛んでいく」

真っ直ぐな目で私の事をじっと見つめて
吸い込まれそうになる綺麗な目に
私も視線が外せなくてどんどん近づく唇
自然と軽く触れるだけのキス

早瀬さんはどうしてキスしたの?


~♪

-斗真-
また斗真からの着信だったけど今は助かった
このままだとこの人に溺れてしまいそうになる


「あっえっとごめんなさい!」

「いや、、ごめん。えっと飯でも行くかってその前に電話だな」


すいませんと一言伝え私は電話に出る


『もしもし紗奈ごめん何度も…会って話がしたい』

『気持ちの整理がつくまでは斗真とは話せないまた私から連絡させて』

『俺待ってるから絶対』


斗真の細くて消えそうな声が電話越しに聞こえてくる今は斗真の事考えたくないのごめんなさい