私はパジャマに着替えて
髪を乾かすと
重い足取りでリビングへと向かった。
リビングの扉を開けると
櫻ちゃんはソファーに突っ伏したまま
先ほどと同じ体制で
その存在をアピールしている。。
うわぁー、まだすねてる...面倒くさーい
私は煩わしげに顔をしかめた。
触らぬ神に祟りなし、放っておこう
私はキッチンに向かうと
冷蔵庫から麦茶のポットを取り出して
コップに注いだ。
いつまで粘る気だろう?
突っ伏したままの櫻ちゃんを
眺めながらお風呂で火照った体に
水分を補給する。
きっと私が謝ってくるのを
待っているのだろう。
しかし、私は悪いことはなにもしてないから櫻ちゃんのご機嫌とりに謝るなんてしたくない。
きっと少しでも関わったら
長くなることは確実だ。
ここはこのまま放っておいて
明日、櫻ちゃんの怒りが治まるのを
待った方が得策だろう。
私はそうっと寝室の扉の前まで
足を進めた。
そしてドアノブに手をかけ立ち止まると
櫻ちゃんのほうに体を向けた。
「櫻ちゃん?私もう寝るからね?
私のバックから鍵取っていいから、
玄関から帰ってね。」
そう言って寝室の扉を開けて「じゃあ、おやすみ」と入ろうとしたところで
「羽菜ちゃん、ちょっと待ってよ!」
と櫻ちゃんに呼び止められた。
やっぱり、素直に寝させてはくれないか...(泣)
私ははぁっと面倒くさそうに
ゆっくりと後ろを振り返る。
「何よ?私、今日は疲れてるんだから...」
「そんなの僕だって疲れてるよ!
でも、このままじゃ明日からまともに
仕事なんてできない!
ちゃんとお互い納得いくまで話そう」
そう言ってソファーに座っている
櫻ちゃんは「ほら、早く隣に座って」と
自分の隣を叩いている。
「納得するもなにも納得してないのは
櫻ちゃんだけでしょ?
そこに座ったら確実に長くなるから
絶対いや!!」
私はフンッとそっぽを向いて
頑なに動こうとはしない。
髪を乾かすと
重い足取りでリビングへと向かった。
リビングの扉を開けると
櫻ちゃんはソファーに突っ伏したまま
先ほどと同じ体制で
その存在をアピールしている。。
うわぁー、まだすねてる...面倒くさーい
私は煩わしげに顔をしかめた。
触らぬ神に祟りなし、放っておこう
私はキッチンに向かうと
冷蔵庫から麦茶のポットを取り出して
コップに注いだ。
いつまで粘る気だろう?
突っ伏したままの櫻ちゃんを
眺めながらお風呂で火照った体に
水分を補給する。
きっと私が謝ってくるのを
待っているのだろう。
しかし、私は悪いことはなにもしてないから櫻ちゃんのご機嫌とりに謝るなんてしたくない。
きっと少しでも関わったら
長くなることは確実だ。
ここはこのまま放っておいて
明日、櫻ちゃんの怒りが治まるのを
待った方が得策だろう。
私はそうっと寝室の扉の前まで
足を進めた。
そしてドアノブに手をかけ立ち止まると
櫻ちゃんのほうに体を向けた。
「櫻ちゃん?私もう寝るからね?
私のバックから鍵取っていいから、
玄関から帰ってね。」
そう言って寝室の扉を開けて「じゃあ、おやすみ」と入ろうとしたところで
「羽菜ちゃん、ちょっと待ってよ!」
と櫻ちゃんに呼び止められた。
やっぱり、素直に寝させてはくれないか...(泣)
私ははぁっと面倒くさそうに
ゆっくりと後ろを振り返る。
「何よ?私、今日は疲れてるんだから...」
「そんなの僕だって疲れてるよ!
でも、このままじゃ明日からまともに
仕事なんてできない!
ちゃんとお互い納得いくまで話そう」
そう言ってソファーに座っている
櫻ちゃんは「ほら、早く隣に座って」と
自分の隣を叩いている。
「納得するもなにも納得してないのは
櫻ちゃんだけでしょ?
そこに座ったら確実に長くなるから
絶対いや!!」
私はフンッとそっぽを向いて
頑なに動こうとはしない。



