年下御曹司の箱入り家政婦

僕はメールボックスを開くと
その内容に「なんだって~(怒)!!」
と思わずガタンと
椅子から勢いよく立ち上がった。

"櫻介くん、緊急事態。
今日、大学のサークルの飲み会で
他のサークルも急遽合同で参加することになったの。そのサークルの中にはイケメンが沢山いるのよ。
先輩は羽菜のこと狙ってるって噂だし"

本当に緊急事態だ。

僕は"報告ありがとうございます。
場所はどこですか?"とメールを打った。

もしその中のイケメンを羽菜ちゃんが好きになったらどうしよう?

羽菜ちゃんの告白を断らない男なんてまずいないだろう。

僕は「おい?どうした?」と
驚きの表情を浮かべて前の席から
こちらを見上げる斗真に
視線を落とした。

「斗真。俺の好きな子に会わせてやるから
協力しろ!!」

「お、おう。」

櫻介の勢いに斗真は思わず頷く。

それから俺達は授業が終わるや否や
戦闘服に身を包み、夜の街へと繰り出した。