「もう、3回戦くらいはいけそうだよ。」
羽菜ちゃんは撫でる手を止めて
「せめて、ご飯の後にして」
と呆れたように呟いた。
「しょうがないな。
ご飯の後までまた我慢するか。
僕って相当我慢強いよね?」
「どこがっ!!」
羽菜ちゃんが間髪入れずに突っ込む。
僕はハハッと笑いながら
羽菜ちゃんの胸に頬を寄せた。
ドクドクと羽菜ちゃんの鼓動が聞こえて
心地いい。
「いつ僕達の赤ちゃんできるかな?
思ったよりなかなか出来ないものだね」
「そ、そんな簡単に出来ないわよ..」
「そうかなぁ..こんなに毎日抱いてるのに。」
「まあ、いいじゃない?
もう少し二人の生活を楽しんでも...」
「そうだよね。
子どもに羽菜ちゃん取られちゃうしね」
僕はこの時、羽菜ちゃんがまだ仕事を続けたくてこっそり避妊薬を飲んでいたことに全く気づいていなかった。
後々、聞いたら
“仕事もそうだけど、子どもが二人になったら大変そうだから、少しの間ゆっくりしたかったんだって”
僕のこと子ども扱いして失礼しちゃうよね?
だから、僕たちに新しい家族が出来るのは
もう少し後の話。
羽菜ちゃんは撫でる手を止めて
「せめて、ご飯の後にして」
と呆れたように呟いた。
「しょうがないな。
ご飯の後までまた我慢するか。
僕って相当我慢強いよね?」
「どこがっ!!」
羽菜ちゃんが間髪入れずに突っ込む。
僕はハハッと笑いながら
羽菜ちゃんの胸に頬を寄せた。
ドクドクと羽菜ちゃんの鼓動が聞こえて
心地いい。
「いつ僕達の赤ちゃんできるかな?
思ったよりなかなか出来ないものだね」
「そ、そんな簡単に出来ないわよ..」
「そうかなぁ..こんなに毎日抱いてるのに。」
「まあ、いいじゃない?
もう少し二人の生活を楽しんでも...」
「そうだよね。
子どもに羽菜ちゃん取られちゃうしね」
僕はこの時、羽菜ちゃんがまだ仕事を続けたくてこっそり避妊薬を飲んでいたことに全く気づいていなかった。
後々、聞いたら
“仕事もそうだけど、子どもが二人になったら大変そうだから、少しの間ゆっくりしたかったんだって”
僕のこと子ども扱いして失礼しちゃうよね?
だから、僕たちに新しい家族が出来るのは
もう少し後の話。