年下御曹司の箱入り家政婦

それから料理を部屋に運んでもらって
二人きりで夜景を眺めながらディナーを堪能した。

「あぁ〜お腹いっぱい。美味しかった」

羽菜ちゃんは満足そうに呟いた。

「そうだね。お腹いっぱいになったし
シャワー浴びて夜に備えようか♫」

僕の言葉に先程まで笑顔だった羽菜ちゃんの
顔が一瞬で固まる。

「櫻ちゃん、帰国したばかりで疲れてるんだし、今日はゆっくり休んだほうがいいんじゃない?」

往生際が悪いな...
約束したのだから、今日は絶対なのに。
それに今日を逃したら、きっとまた先延ばしにされそうだ。

「大丈夫だよ。飛行機でたくさん寝たし。」

僕はニコリと微笑みながら言った。

「そ、そう。
じゃあ先にシャワー浴びてくるね」

観念してバスルームに向かう羽菜ちゃんに
「行ってらっしゃい」と笑顔で見送った。

そして羽菜ちゃんが部屋を出た瞬間、
僕はスタッと立ち上がった。

あぁっ、どうしよう..
羽菜ちゃんの前では平気な顔してたけど
本当は先程から緊張で喉から
心臓が飛び出しそうだ。

クィーンサイズにしたベッドには生々しく枕が二つ並んでいてより一層、僕の緊張を煽ってくる。
果たしてこんな状態で僕の機能は正常に働いてくれるのだろうか...